工場

大分工場
そこは安全と品質のお城
想いを重ねたこの道は
心躍る伝統の味

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今、日本の心を贈る伝統の味

工場長 永松和男

昭和の時代が終わり、新しい時代の幕開けとなった平成元年に弊社大分工場に入社させて頂き、三十数年携わっております。時代の流れと共に人々の味覚・嗜好も変化を重ね、食品のあり方も多種多様になってまいりました。
佃煮という地味な食材を老若男女問わず多くの方々に安心して食して頂く為に、『伝統が新しい』をテーマに、長年受け継がれてきた技法を基に新たな手法を取り入れて「安心・安全」な商品をご提供できるよう日々努めております。
明治創業以来よりご愛顧頂いているお客様にはこれからもご支援を賜り、令和の新たなる時代を創造していく若者たちにも受け入れて頂ける商品をご提供できるようこれからも創意工夫してまいります。

これからも一層のご支援、ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い致します。

安全と品質のお城

大分工場

佃煮の歴史を作り出す

製造工程

1

原料解凍・洗浄

商品別に設定された原料配合に基づいて原料の配合、解凍、洗浄を行います。
洗浄工程ではあさりなどの貝類に付着している貝殻、砂等をバブル洗浄機にて洗浄、除去を行っています。
原料の種類、大きさ等により洗浄量、洗浄時間などを調整し、原料の鮮度を落とさない様注意を払っております。
洗浄が終了した原料は、一定量に計量されて次の工程に引き渡されます。

バブル洗浄

洗浄後の原料

2

味付け

創業時より受け継がれてきたレシピをもとに、醤油、砂糖、水あめ等独自の調味液配合にて味付けを行っております。
原料に使用している魚介類は自然の物であり常に一定の状態であるとはいえません。しかしながら伝統の技法を受け継いできた職人の手により味、炊き色等の確認を繰り返し煮込み時間、釜の火加減を調整しながら昔ながらの味を守り続けています。

味付け用蒸気釜

Brix検査

3

真空冷却

味付けを終えた商品は、「真空冷却機」により高温状態から約20分で常温近く(約20℃)まで冷却されます。
素早く冷却することにより次工程へ引き渡すまでの滞留時間が短くなり、品質の安定及び生産性の向上に役立っています。

真空冷却機

真空冷却後

4

目視検品

真空冷却にて冷却された商品を真空包装する前に人の目視にて検品を行っていきます。
原料処理において洗浄、異物除去を行ってはおりますが、洗浄にて除去出来なかった小さい貝殻やあさりなどに共生しているカニなどの除去を目視にて丁寧に行い、商品の安全性確保に日々努力しております。

目視検品①

目視検品②

5

真空包装

味付け、目視検品の終了した商品を包装します。固形物の計量のみを人が行って包装する「自動包装機」が2台。手作業にて計量・袋詰めした商品を真空包装する「手動包装機」を3台備えており、業務用はもちろん、そのまま消費者にお渡しする市販用の小袋タイプの包装も可能です。真空包装機より搬出された商品は一品一品検品を行って、ピンホールなどの発生を未然に防ぎ、不良品を出さない万全の体制にて日々作業を行っております。

真空包装機

計量

6

殺菌工程

高温加圧殺菌機(レトルト殺菌機)を使い、真空包装した製品を殺菌します。素材の味を損なうことなく、各商品の特性に合わせて細菌の増殖を決して許さない商品づくりの為に温度・時間の設定、管理を行っております。

レトルト殺菌機①

レトルト殺菌機②

7

異物検出検査

最終梱包前に金属その他の危険異物が混入していないかを「金属探知機」と「x線異物検出機」を使用して検査を行います。
機械は1年に1回メーカー様の検査を受けると共に、作業員による始業前・作業後の検査を日々行う事により安心・安全な商品のご提供ができます。

金属検出機

X線異物検出機

8

最終検品・梱包

数々の検査を終えた商品は目視による異物・ピンホール等の検査を終えて、商品毎の賞味期限、原材料表示を確認されてから最終箱詰め・梱包されます。箱詰め・梱包された商品は一時的に製品倉庫に保管されお客様の注文に応じて運送便にて出荷されます。

整形・ラベル貼り

梱包

9

品質検査

製品研究検査室にて商品毎の検査を行います。検査内容は理化学検査(Brix・PH・水分・塩分)、微生物検査、耐久検査等を行い商品の安全性や品質の検査を行っております。

製品研究検査室

耐久検査(日持ち検査)に使用する恒温機

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